韮山反射炉
概要
静岡県伊豆の国市にある反射炉跡。日本に唯一現存する実用反射炉であり、世界遺産(文化遺産)や近代化産業遺産に認定されている。
1853年に江川英龍によって築造が開始され、息子の英敏が1857年に完成させた。その後1864年まで鋳造に使われ、大砲の製造が行われた。
ちなみに反射炉というのは熱を天井部分で反射させることで1ヵ所に集中させ、その熱で鉄などの金属を溶かす仕組みの溶解炉である。
観覧時間
観覧時間は季節により異なります。
- 4~9月 9:00~17:00
- 10~3月 9:00~16:30
※毎月第3水曜日は観覧不可
料金
以下、反射炉の見学と韮山反射炉ガイダンスセンターの見学を合わせた観覧料です。
- 一般 (15歳以上) :500円
- 生徒・児童( 小中学生 ):50円
- 伊豆の国市民:無料
アクセス
- 住所:静岡県伊豆の国市中260−1
- 車 :東名高速の沼津インターから約30分
- 電車:伊豆長岡駅より徒歩30分
駐車場
台数情報は見つかりませんでしたが、かなり広い無料駐車場あり。世界遺産登録に伴って整備されたようです。
みどころ
韮山反射炉ガイダンスセンター
韮山反射炉に関係する歴史の解説や、関係する物の展示があります。
また、韮山反射炉建造に至った経緯やどのよう運用し、大砲を作っていたかを解説するビデオも上映されており、大人から子供まで理解しやすい内容となっていました。
このガイダンスセンターの入館料は反射炉の観覧料と合わせて500円(大人)。
反射炉
世界遺産に登録された反射炉です。実際に稼働していた反射炉としては日本に現存する唯一の反射炉。
「思っていたよりも小さい」という声もよく聞きますが、それでも存在感があり圧巻です。
また写真映えもするので写真家の姿もよく見られます。
展望所
反射炉から少し歩いた所に展望所があり、反射炉を見下ろす形で風景を楽しめます。反射炉と同じ方角に富士山も眺めることができ、大変見晴らしが良いです。
展望所周辺には茶畑が広がっており、静岡らしさも感じられます。
反射炉物産館たんなん
こちらは土産物屋ですが、イノシシやシカ肉、ワサビなどを用いた肉まんなどの軽食も販売されており、テラス席(?)で食べられるようになっています。
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